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ガンダムUCでエピソード1~5に登場する地球連邦軍のMS紹介

ガンダムUCで登場するMSはZガンダムに登場したMSや今まで映像化されていなかったMSVなどガンプラマニアしか知らない機体が数多く登場します。




地球連邦軍

ジェガン

U.C.0090年代初頭より地球連邦軍で運用されている主力量産機。地球連邦軍のジム系MSのノウハウと、アナハイム・エレクトロニクス社の優れたMS開発技術が融合した傑作機である。その信頼性の高さと『シャアの反乱』以降の地球連邦政府の軍縮傾向から、以降数年にわたってマイナーチェンジを繰り返しながら、主力MSとして運用され続けている。

ジェガン(エコーズ仕様機)

エコーズの特殊任務において、MSとの直接戦闘が想定される際に用意された《ジェガン》の特別仕様機。追加センサーと胸部増加装甲により、サバイバビリティが高められている。

スタークジェガン

ジェガンは汎用MSとして非常に優秀で安定した性能を示し、軍縮の時代的機運もあって、現場からの各種要求には新規MSの開発よりも、本機の仕様変更によって対応する基本方針が採られた。スタークジェガンと呼ばれる特務仕様機は、そういった情勢の中で生まれたバリエーション機の一つである。増加装甲とスラスターの追加によって総体的な性能向上が図られている他、ジムⅢの運用思想を引き継ぎ、両肩に支援用のミサイル・ランチャー・ユニット(3連装ミサイル・ポッド)を装備している。

プロト・スタークジェガン

初期型の《ジェガン》に大幅な改修が施されており、RGM-89S《スタークジェガン》の運用試験機として少数が生産された。ロンドベル隊の《ネェル・アーガマ》に補充配備される。


ジェガンA2型(ゼネラル・レビル配備機)

ゼネラル・レビルに配備されたジェガンは、初期タイプをベースに総合的な性能向上を目的としたA2型と呼ばれており、推進機関の強化をメインとする大幅な改修が行われている。防御兵装も専用の大型シールドが与えられた。

ジェスタ

地球連邦軍が掲げたUC計画の下、《ユニコーンガンダム》の随伴機としてアナハイム・エレクトロニクス社で開発された、新型のジェガン系上位MS。デストロイモードでの稼働時間に制限のある《ユニコーンガンダム》の護衛役として、敵の通常戦力を制圧して《ユニコーンガンダム》と敵ニュータイプ兵器が直接対峙する「状況」を生み出すことが、本機の主任務となる。つまりは連邦軍による"ニュータイプ狩り"の舞台を整えるための、露払い的な役割が期待されたMSである。現在はラー・カイラムに評価試験を兼ねて配備されている。

ジムⅡセミストライカー

連邦軍トリントン基地に配備されたGMIIの両肩部と左前腕部に増加装甲を施し、白兵戦兵器ツイン・ビーム・スピアを装備させた仕様機。あくまで既存機体の補充パーツを再利用した現地改修機であるため型式番号に変更はないものの、その姿からセミストライカーと呼称されている。

ジムⅢ

地球連邦軍の量産型MS。肩や腰にミサイルユニットを装備可能で、支援用MSとしての運用も可能。総体的な性能低下に伴い、現在は後継機である《ジェガン》への機種転換が随時進められてはいるが、地上、宇宙軍共に多数の機体が稼動している。

リゼル

Zガンダムの量産を目的に開発されたRGZ(リファイン・ガンダム・ゼータ)シリーズの1機。量産化は一応の成功を収め、《ネェル・アーガマ》にも隊長機を含め8機が配備されている。可変機構をBWS(バック・ウェポン・システム)で代用したRGZ-91 リ・ガズィに対し、本機は可変機構の弾力的運用を前提に設計された。変形機構はMSA-005 メタスの方式に差し戻すことで簡略化。

リゼル(隊長機)

リゼルの隊長機仕様。一般機とはバックパックの形状が異なるほか、大火力のメガ・ビーム・ランチャーを標準装備としている。

ネモ

『グリプス戦役』において、エゥーゴが使用していた量産型MS。戦後は連邦地上軍に組み込まれ、各軍事施設に配備されている。同様に地上軍が運用するRMS-179ジムⅡ程ではないものの、U.C.0096年における相対的な性能低下は否めない。ベテランパイロット達による高い技量でその差を埋め合わせているのが実情のようだ。

アクアジム

地球連邦軍の量産型水中用MS。一年戦争時に《ジム》をベースとして開発された連邦軍の水中用MS。今時代では老朽化が指摘されているが、水陸両用機の意義が薄れたことにより、後継機も開発されぬまま現役で稼動している。

リゼルC型

ゼネラル・レビルに配備されているリゼル。万人向けの一般機に設定されていた推力のリミッター上限を解除し、それに伴いフレームの補強を行うなど、リゼルが持つ本来の機体性能へと引き戻す処置が全ての機体に施されている。

アンクシャ

NRX-044アッシマーの後継機。整備効率と生産性を求めた連邦軍の意向により、主力量産機であるジェガン系MSと規格の共通化が図られ、大気圏内運用に特化した可変MSとして完成した機体。超大型輸送機ガルダに航空戦力として配備されている。

バイアランカスタム

『グリプス戦役』において、ティターンズが開発したRX-160バイアランの残存機体を改良した技術試験機。単独による大気圏内の飛行時間の延長を目的とし、各部スラスターの強化、プロペラントタンクの増設などが行われている。ティターンズ製MSという忌むべき出自に囚われず、その希有な性能に価値を見出した人々によって再び地上の大空を機動する。

ロト

地球連邦軍の特殊部隊、エコーズ専用MS。MSとしてはかなり小型で、タンク形態への変形機構を持つ。司令本部としての機能も有しており、各種センサー、通信設備が充実している。開発は海軍戦略研究所(サナリィ)が行い、運用データは後の小型MS開発においても活用された。